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2012 07,11 07:34 |
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スピーカのなんちゃってレストアシリーズ(?)第二弾、1969年のレトロなスピーカレストアです、
・山水 SP-2002 入手時 ・エッジの愛のない補修によるウーファバランスの崩壊 ・ミドルレンジモデルのコーンに穴 ・レンジの切り替えロータリースイッチにとんでもないガリ ・そこらじゅうにクモの巣や虫虫ひぎゃぁあああああああ!!111 ・ケースの木材などのとてつもない汚れ+ヤニ汚れ ・ケースの破損etc... ……ええ、それはもうひどいものですよ。 せっかくの木目フロントのスピーカ! 前回のDS-251Mk2のようになんちゃってレストアしようじゃあーりませんか。 ユニットはすべて半田で止められているので、一度切り離します。 どのケーブルがどのユニットにつながっていたかテープでメモしつつ、+と-を間違えないようにチョキチョキとな。 コーンが割れているところは、シリコンシーラントの固めのゲルを薄く伸ばして皮膜で塞ぎます。 また、愛のない補修をされていたエッジは、すべて溶かしたシリコンシーラントで補修し直します。 ユニットは、ウーファは箱の中で音を響かせるものの、ミッドレンジのユニット二つは密閉型のようです、 音圧は低いものの綺麗な歌声部分を出すために密閉型にしているのでしょうか? この接続ケーブルも皮膜を剥き直して半田止めしました。なんだかケーブルは銀色で、銅っぽくなかったのですが、なんだったのでしょうこの内部配線。 銀、ではないですよね…… ※錫メッキのようです、情報ありがとうございました! 職人の意地を感じるネットワーク。 ここはそっとしておきましょう。いじるとしんどいですし、なによりそのままを楽しんだほうが良さそうです。 ただ、スピーカ端子は交換してみたいですね、今のままだと太いケーブルがはいらないので…… とりあえずレストア完了! エッジもコーンも無事補修して、しっかり音が鳴るようになりました。 写真では銀色のユニット真ん中がボコボコしているように見えますが、写真写りでそうなっているだけで、キズ0ですよ。 しかし21kgのスピーカを持ち歩いたり補修したり……こ、腰がgggggggg では試しに鳴らしてみましょう。 アンプ:YAMAHA A-5 CDP:KENWOOD DP7020と同じくKENWOOD DP……なんだっけ(汗) 音源:プラチナジャズ・スタンダードVol1 『星間飛行』 『炎のたからもの』 映画「アレキサンダー」サウンドトラック 『ガウガメラ』 ほっほっほーい!? これはすごい。こ、これが山水の実力っ!? やさしい、しかしそのなかにずっしりとした芯のある音です。 解像度は決して高いとは言えません、80年代のスピーカに解像度なら負けるでしょう。ですがヤマハの雰囲気重視のアンプと組み合わせるとこうもジャズ喫茶で聴く音楽を家で楽しめるとは思ってもみませんでした。 CDで鳴らしているのに、レコードを聞いているような感覚です。後でAurex SB-730につないだところ、レコードで聞くに関しては、YAMAHA A-5の方が合っていますね。 とにかくONKYOとは違った「きれい」な音です。不思議ですねなんともコメントしづらい音質です。ただレコードを聞いてのほほんとしてしまいました。 ただ、FX-202Aにつなぐと、途端にズコーな音になってしまったので、アナログアンプ向けのスピーカですね。 かなりアンプに左右されるスピーカなので、アンプのチョイスと、ケーブル類の選び方でまだまだ楽しめそうです。 早速我が家のレコード部屋にシュゥウウウウウウウウウウ!! この時代の山水は、ネットのかわりのこの木の網目がたまらんとです。 ネジ止めされているので、無理に引っペがさないであげてください(入手時ひっぺがされていてとてもかわいそうでした) 山水のロゴもかっこいいですね~(実は上下逆なのに気がついていない……) いやはや、丸々一日かけて、全身筋肉痛になりながらも父と作業した甲斐がありました(達成感) 拍手レス >ハヤサカさん >>更新ネタがいっぱい その分お金と場所が消えてゆくのですorz ウレナイカナー >>コーラル コーラルも高級スピーカですよね、なかなかジャンクコーナにてお目にかかれない機種です(一度だけ北ハードオフでDALIのコーン穴あきジャンクスピーカ見たことあります。ジャンクで6万円とかでしたが) >>早く免許 7、7月中にはっ 今日の一言 「ベトナム戦争の頃のスピーカでもコレですか、おそるべし……」 PR |
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コメント |
山水ときいて出てきました。3ウェイ5スピーカーですね。
このスピーカー、マルチアンプ入力もありますね。アンプいっぱいあるんだしマルチアンプいかがでしょう? ウーファーはアルニコマグネットですね。アルニコはフェライトに比べパワー感のある音がでるんです(高いですが)。 スピーカーの内部配線はたぶん錫メッキ線でしょう。腐食よけです。 で、サランネットが上下逆です・・・山水ロゴは下にくるんです・・・。 あとDALLじゃなくてDALIじゃないでしょうか・・・。 こういうクラフトマンシップのあるスピーカーほしいですねぇ・・・。70年代前半のSPはなかなかないんですよね・・・。 |
>マルチアンプ
ええ、是非ともマルチアンプやってみたいですね、ふふふ……… ただ、マルチアンプって、3つのマルチアンプ入力とひとつでまとめてのインプット、どれも全部挿しっぱなしだとまずいですよね。 となると現在INPUTに入れているAurexをはずして、3つの個別入力にアンプをつなげて……面倒くさいですね切り替えが(汗) >アルニコ ネットで軽くしらべてみたら当時のJBLなんかで使われてて、さすがは山水とか言われてたみたいですね。 ウーファのマグネットの違いがわかる耳になってみたいですね(汗) >サランネット こ、これは恥ずかしい……(汗) >DALI ごめんなさい、素で間違えました。もう少し記事投稿前に校正かけたほうがいいですね(猛省) >クラフトマンシップ まさに作った人のなにかを感じる出来です。 内部配線もただぶらーんとしているのではなく、必要最低限でケースにまとめてあるものの、引き出せる長さがあったり、手作業で作ってたんだなぁとわかるいいスピーカです。 【2012/07/1221:03】||管理人#54850fd651[ 編集する? ]
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>マルチアンプ
いやいや、そのためのスピーカーセレクターでしょう。 出力OFFにしておけばつないだままでも信号経路は切れているので大丈夫ですよ。 まずはマルチアンプ、そしていずれはセパレートアンプで以下省略 ・・・拘りだしたらきりないんでしょうねぇ・・・。 |
>スピーカセレクター
セレクタですか、また予算が……チャンネルディバイダーも買わないと(汗) やっぱりチャンネル分離なしで直接マルチアンプという暴挙に及ぶしか(嘘です、しません(汗)) マルチアンプは一度体験すると戻れなくなるとよくネットで目にしますが、こだわりだしたら家ごと作り替えないといけないでしょうから、足りることを知るしかないですね(汗) 【2012/07/1410:30】||管理人#54850fd651[ 編集する? ]
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あ、説明不足でしたね(;^ ^)
スピーカーセレクターというのはアンプについているスピーカーON、OFFスイッチのことです。2系統以上の出力があるアンプだとだいたい付いてますよ。 チャンデバもウーファーの入力だけに信号を入れてみて高音が出てこなかったらネットワークを通っているので必要ないです。 家ごと(;゚Д゚)! そこまでこだわりだしたら1本100万円くらいのスピーカーとかで・・・さぞいい音なんでしょう・・・。 俺はジャンクのアンプとCDP、スピーカーで十分ですww |
>説明
追加説明ありがとうございます、セレクタはスピーカA・B・OFFとかのアレですね、把握しました。 ウーファもちょっと明日試してみます! >ジャンクで十分 ですよね、今日も2000円台のSPを保護してきました。代わりにヤフオクに出品するアンプを増やさないと(汗) 【2012/07/1420:32】||管理人#54850fd651[ 編集する? ]
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すごーい(゚∀゚ )今回は前回以上にレストアレヴェルがY(>_<、)Y
これ何Way!?6Way!?すごいですね・・・1969年て・・・高度経済成長真っ只中。。よく入手しましたね(~_~;)特に、木目調の木のカヴァーに、時代を感じます。。しかし、迫力ありますね、これは。。。 【2012/07/1512:44】||ナカショー#2883c25841[ 編集する? ]
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>前回以上
前回よりもちょっと手間はかかりましたが、皮膜剥きの手間程度で、そんなに大変ではないですよ。 シリコンシーラントが乾くまでにぱぱっと終わる範囲です。二人がかりで出来たのが楽にできたポイントですね。 >何Way? 5Wayですね。丸い穴はバスレフダクトです。(低音を強くするための穴。バスレフで検索してみてください) >1969年 木目調の木カバー狙いだったのですが、さすがは山水、音の方も素晴らしいものがありました! 【2012/07/1520:14】||管理人#54850fd651[ 編集する? ]
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これは4way5spですか!同時代にはミッドやツイータをダブル使いの物がたくさんありましたね!
理由は何でしょう?繊細な音のユニットのパワーハンドリングに余裕を持たせることで荒くなるのを防いだのかも!? 聴いてみてそのあたりのメリットは有るんでしょうかね そういえば68年のTUー777が解体したままで有りますHOにはAUー777も鎮座…まさに当時物で組んで聴くなんてのがジャンクの楽しみであります…でハイファイ堂状態に 【2012/07/1521:50】||マサ#4d97c0095c[ 編集する? ]
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>ミッドやツィータのダブル使用多数
当時のユニット性能の限界から来る多数ユニットなのでしょうか? ユニットを増やしすぎるのも考えものだそうですが、そう考えると昔のスピーカってフルレンジってなかなかないものなのでしょうかね。 今回のSP-2002に関して言えば、多数ユニットによる音がバラバラに聞こえるといった悪い印象を受けることは何もないですね。 アルニコウーファのうなるような低音が心地いです。ONKYOとは違った繊細さもあり、まさに万能です(ただしデジタル時代のSPに解像度では劣る。雰囲気重視) >TU-777 山水のレトロなチューナですね。映画でしかああいったチューナは見た事無いです(汗) 当時物で組み合わせると楽しいですよね、我が家もそろそろハイファイ堂とは行きませんが、オーディオ機器の個数で考えるより、総重量で考えたほうが良い量になってきたような(滝汗) 【2012/07/1523:36】||管理人#54850fd651[ 編集する? ]
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